福島県いわき市に本社を置くシステム開発会社です。幅広い事業領域において、トータルなソリューションサービスを展開しています。

先輩社員紹介

 
N. K.
 

育児フレックスの利用を通じて、
今後に活きる施策を
作り上げていきたいと思っています

システムソリューション事業部 
システム3部
N. K.(2001年入社 部長)

 

現在の仕事の内容

現在は営業職兼システムエンジニアとして、東京地区を中心とした流通関係のお客様に向けて、主にECサイトの保守メンテナンス、導入提案・支援等の様々なプロジェクトを推進しています。2001年に入社し、データセンターのオペレータや金融関連のシステム開発を経験。今の仕事は2008年から携わり今年で9年目を迎え、定型的な業務に加え突発的に発生する依頼や障害にも対応しています。お客様のご都合を受け入れながらも、昼夜を問わずにシステムを安定稼働させることがミッションである為に、「臨機応変に行動する」ということが強く求められる仕事です。

 

現在の勤務状況

当社の東京地区勤務者の所定労働時間は8:45始業から17:30就業の8時間勤務です。今まではこの勤務体系に則り仕事をしていましたが、第2子の誕生を機に家事育児の為の時間を増やし、妻の負担を少しでも軽くすることを目的に、当社の育児フレックス制度を利用することになりました。首都圏在住・東京通勤の典型的な核家族であり、第1子も幼くまだまだ手のかかる時期である為に、仕事のあり方を変えてでも家事育児に積極的に取り組むことの必要性を痛感しました。おむつの量は2倍、ゴミ袋はなかなかの重さになります。
私の場合は毎週火曜日と木曜日は14:00に退社し、それ以降は家事育児の為に時間を使っています。当社の育児フレックスにはコアタイムが無く、事前申告の下で所定の時間内であればフレキシブルに(始業終業時間を都度変動させて)働くことができます。その為、子供や妻の突発的な病院付き添いや看病にも対応することができ、とても助かっています。

 

育児フレックスを利用して一カ月が経ち

<プライベートの観点>
体力的には大変ですが、家事育児に携わっているという実感と、仕事との両立を実践しているという自己満足的な達成感があり、育児フレックスを利用して良かったと思っています(妻がどのように感じているか分かりませんが、取敢えず不満や愚痴が噴出していないので「良し」と判断しています)。

<仕事の観点>
労働時間に制約があるとは言え、仕事の質やお客様からの評価を下げる訳にはいきません。今は、私が不在になった場合でも、共に働くメンバーが仕事を停滞させない仕組みや、労働負荷が一方に寄らない仕組み作りに改めてチャレンジしています。労働人口の減少や、法的・社会的・倫理的に増々厳しくなる目にも耐えられる職場作りが求められている状況下では必然的に取り組まなければならない事であり、育児フレックスの利用を通じて、今後に活きる施策を作り上げていきたいと思っています。
また、「毎週火曜・木曜は14:00退社」の勤務体系の中、月間の標準労働時間を充たす為には制度規定の範囲内で「働ける時には働く」というスタンスが必要です(年次有給休暇を利用した労働時間の確保や、労働時間未達分の給与減額を受け入れることも選択肢としてありますが、育児は長期戦である為に私個人としては両者に依存しない働き方を模索しています)。私の場合には始業時間(8:45)の45分前から業務を開始する等、あれやこれやと実践し、労働時間の確保に努めています。IT業界に勤めている人のライフスタイルは夜型になる傾向が強く、私もその流れに乗った一人です。朝は苦手でしたが、そこは食わず嫌い。今では朝型のライフスタイルの良さを実感しています。

ある一日のスケジュール

8:00
出社
深夜早朝帯のシステム稼働状況を確認(問題が発生していれば、即トラブル対応)。
昨日の業務状況や当日の予定、作業を基に、14:00までの稼働タイムチャートを練る。
8:30
作業
早退日(14:00退社日)は出来る限りデスクワークに専念。早退日以外で予定している打合せの資料作成や、アポイント連絡を行う。また、仕掛中の開発案件の進捗や、トラブルが発生した場合には解消に向けた対応を行う。
14:00
退社
チームの現況を確認し、チームメンバーに作業指示を行い、帰宅。
昼食は帰宅後にとり、以降、家事育児に専念。
 

EACに興味のある方へのメッセージ

育児は長期戦と書きましたが、育児のスタイルは十人十色であり、子供の成長に合わせて働き方も変わってくると思っています。個人の都合や業務業態、時代に寄り添った制度や仕組みを整え、今まで以上に働きやすい職場になることを会社に期待する一方で、制度や仕組みが形骸化せず、有意義なものとして定着するか否かは、制度を利用する人の考え方や使い方によるところも大きく、利用者の一人として責任を感じています。魅力ある当社独自の育児フレックス制度となる為にも、これからも利用者の立場で貢献していきたいと思っています。
法律に準拠した育児制度の構築/運営のみならず、より働きやすい職場作りを目標に、当社独自の仕組み作りに積極的な会社です。男性の育児フレックス経験者は少なく、参考となる事例も少ないのが実情です。仕事の都合により家事育児と仕事の両立でお悩みの方、私と同じような境遇にいて色々とチャレンジしたい方、一緒に仕事しませんか?